ブログをご覧いただきありがとうございます。お時間ございましたら、どうぞ最後までお付き合い願います。特に内容はございませんが、ふと思った事を書いていきます。一年後くらいに「何かこんな記事見たなぁ」と思い出していただけたら幸いです。
2021年6月13日（日）昼頃ナウ
私は落語家です。仕事以外は着物を着ていません。落語家は「なぞかけが得意！」と、よく思われますが、私には全く出来ません。出来る人が羨ましいです。たまに良い答えを思いつきますが、披露する場がございません。
そんな私が今日思ったことです。電源に余裕があれば続きをご覧ください。
几帳面なA型です
お風呂場のシャンプーはボトルを使わず、詰め替え用から直接使います。初回に買ったボトルは有るけど、詰め替える作業が面倒なので、いつもそのまま使っています。たまに気づいたら、風呂場で「コテン」と、詰め替え用が倒れていて中身が漏れています。だから、余計に頭を洗います。
普段から何事もきっちりと収まっていないと気持ちが悪いです。本当はボトルに収めたいです。けど、だんだんと気持ち悪さに慣れていき、面倒くささが勝っていきます。シャワーホースが空のボトルに当たると「カラカラ」と音を立て床下に落ちる。空ボトルが風呂場を無邪気に踊っている姿を見ると、イライラします。固形石鹸の新旧がうまく合体しないと腹が立ちますが、それは今、関係ありません。
よく人間は中身が大事だと言われます。芸にも当てはまります。この場合は、こういう面倒くさくていい加減にしていた事が、そのまま芸に表れていたんだと思っています。中身が大事。誰かに見られるわけでは無いが、シャンプーをきちんと詰め替える。この意識だけで、芸も隅々まで洗練されたものになる。きっとそういう事は、イチローさんもやっていると思う。中身が大事。これは、詰め替える作業の意識の事で、シャンプーの中身では無い。シャンプーの中身は気休めの育毛剤。
ここから変えれば、きっと普段から着物で街を歩き、些細なことから風情を学び、芸に活かせるようになるだろう。突然、人からなぞかけを出されても、きれいに返せるようになるだろう。私は変わる。
残り三分の一になった詰め替え用のシャンプーを見て、「次に買ったら、ちゃんと詰め替える」そんな事を思いました。
最後までお付き合い誠にありがとうございました。
文章で伝えるの大変です。
上の写真は、近所で撮った花です。調べたらアジサイでした。そんな事も知りませんでした。この花がどのように成長して、いつ咲いたかも分かりません。こういった情緒に、普段からの意識があれば「もっと奥深い人間になれるんだろうなぁ」と、思いました。
